進撃の巨人 浮世絵木版画「巨人襲来之図」新色ver. 全世界限定300枚
2023年2月に発売し即日完売となった『進撃の巨人』とのコラボ浮世絵『進撃の巨人 浮世絵木版画「巨人襲来之図」新色ver.』を11月3日(金)日本時間12:00より予約販売を開始いたします。
「日本の真髄を、あなたに。」
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日本を代表する作品である「進撃の巨人」と、日本を代表する伝統技術「浮世絵木版画」の職人とのコラボレーションによる「現代浮世絵」を制作しました。
浮世絵制作は浮世絵の基礎となる彫りと摺りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続ける株式会社版三が手がけています。
■新色ver.の変更点
前作では、モチーフとなった歌川国芳の「相馬の古内裏」をリスペクトし、超大型巨人の背景を黒で表現していましたが、新色ver.では、進撃の巨人の作中により近づけるべく、オレンジ色の空と壁の外に広がる森の緑をグラデーションで表現しています。
また額装自体も一新しており、新たな背景ver.に調和させた黒ベースのフレームになっています。
【Product Details】
■歌川国芳の名作「相馬の古内裏」をモチーフに日本画家が新たに描き降ろし
江戸時代後期を牽引し、 「奇想の絵師」と呼ばれ現代でも絶大な人気を誇る浮世絵師 歌川国芳。彼の代表作「相馬の古内裏」(1845-46)は、源頼信の家臣、大宅太郎光国ががしゃ髑髏を退治している様子を描き、その独特の構図や迫力から、現在でも絶大な人気を誇る日本の浮世絵界屈指の名画です。 日本から世界に浮世絵の素晴らしさを伝えるモチーフとして、「相馬の古内裏」と「進撃の巨人」の類似性に着目し、企画をしてきました。
■浮世絵師:歌川国芳
江戸後期〜幕末にかけて活躍した浮世絵師 。歌川国芳(1797~1861)は長い下積みを超え「奇想の絵師」「武者絵の国芳」として名を馳せ、現代においても、多くの芸術家やジャパニーズタトゥーアーティストにモチーフとされることも多く、国内外で人気の高い浮世絵師。
■現代キャラクターと日本画の融合
本作では、日本画家の塩崎顕氏が、歌川国芳の名画と進撃の巨人の世界観を見事にマッチさせた原画を描き下ろし、約200年の時を経た日本を代表する作品同士のコラボレーションが実現しました。超大型巨人と対峙するエレン、ミカサ、アルミン、リヴァイの4名の姿は、キャラクターとしての個性を残しつつも浮世絵に映える風合いに生まれ変わりました。
超大型巨人と対峙するエレン、ミカサ、アルミン、リヴァイの4名の姿は、キャラクターとしての個性を残しつつも浮世絵に映える風合いに生まれ変わりました。
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■技術の結晶である「浮世絵木版画」
浮世絵木版画は、まずデザインを元に木版を色ごとに分け、一つ一つ彫り出す所から始まります。それはご覧の様に恐ろしいほど緻密な作業の連続で、たった1ミリのずれですら画面全体に及ぼす影響は大きく、完璧にずれなく彫り上げる様はまさに職人の長年の鍛錬の賜物とも言えます。
目や髪、姿形は勿論の事、題名や色に現れない背景の部分も含めて、全て手作業で彫り続けます。これ程までに繊細な木版を使用するからこそ、何千回も摺りをしている中で欠けてしまったり、破損してしまうため、浮世絵は全て限定生産でしか送り出せないものとなっているのです。
7枚両面、14面もの板木を全て彫り終えた後、今度は色ごとに伝統の塗料をベースに摺りの作業が始まります。これもたった1ミリのずれや圧力が弱すぎたりすると画面全体にずれが生じてしまうという職人技が求められる世界。
人間国宝の作り出した和紙に、丁寧に一色一色を摺り重ねていく作業を繰り返すこと三十四回。「絵師」「彫師」「摺師」がそれぞれの役割を完璧に行うことで、ようやく進撃の巨人浮世絵木版画が1枚生み出されます。
■ 作品の魅力を最大限に引き出すサイズ
今回、初版全世界限定300枚という貴重な作品を製作する際に、画角の大きさも従来の浮世絵の約2倍ほどの大きさ(自社比較)にする事で、圧倒的な迫力と存在感をその内部に宿しました。
細部に至るまで浮世絵絵師としても活躍する日本画家の塩崎顕により新たに描き下ろされ、京都の職人である彫師の北村昇一、摺師の中山誠人の技術により生み出された渾身の一作。伝統技法で製作されたことを示めす「証明書」「解説書」も同梱されます。是非ご堪能頂ければ幸いです。
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絵師 / 塩崎顕
1972年東京都町田市生まれ
多摩美術大学大学院美術研究科修了
主に平安~江戸時代の日本絵画に着目し、テーマの多様性や工芸的な技術の高さを再評価すると共に当時の様式やエッセンスを再構成し、現代の日本人の持つ美意識や感性に訴えかける平面絵画作品を制作する事で、アートの世界における「日本絵画」の存在と可能性を提示する日本画家。
作品所蔵先
臨済宗妙心寺派龍源寺(東京都)/宗教法人洗心山青蓮寺(広島県)
真言宗稲荷山光明院(神奈川県)/浄土宗普門寺(山口県)
塩崎 顕 SNS:Instagram
彫師 / 北村昇一
1968年京都に生まれる。
京都精華大学 美術学部造形学科 版画専攻 木版画科卒業。
版元「まつ九」にて徳力富吉郎 先生に木版画を学ぶ。
黒崎彰 先生に木版を学ぶ。
版元「歡榮堂」にて彫師 堀田治 先生に師事 彫りを学ぶ。
京都木版画工芸組合組合員 / 浮世絵木版画彫摺技術保存協会 京都支部 副支部長
摺師 / 中山誠人
1958年九州熊本県に生まれる。
京都精華大学美術学部造形学科洋画専攻卒業。
佐藤木版画工房に弟子入り・摺師佐藤景三氏に師事、摺りを学ぶ。
浮世絵木版画彫摺技術保存協会 副理事 現京都支部長 / 京都木版工芸組合 理事
越前和紙職人 / 人間国宝 九代 岩野市兵衛
福井県今立町(現・越前市)に生まれる。
父の八代岩野市兵衛(重要無形文化財「越前奉書」保持者)と伯父の岩野正男の厳しい指導を受け,伝統的な越前奉書の製作技法を学ぶ。
伝統技法を深く研究し格調の高い越前奉書を漉くことに専念する唯一の技術者。
最高品質の和紙は、世界一の修復紙としてルーブル美術館にも納められている。
【Product information】
進撃の巨人 浮世絵木版画
『巨人襲来之図』新色ver.
販売価格:60,000円+TAX・送料
販売数 :全世界限定300部(初版)
仕様 :絵(W:約510mm × H:約245mm)
額(W:約653mm × H:約383mm)専用額付き
額 :木材、裏版・木製合板
マット :紙製
和紙 :人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書
絵 師 :塩崎顕
彫 師 :北村昇一
摺 師 :中山誠人
制 作 :株式会社版三
※送料はお客様の居住地域によって変動致します。
※日本国内以外の関税その他お手続きにかかる費用は含まれておりません。お客様ご自身で費用をご負担頂きます様お願い申し上げます。
※商品は2023年11月以降の発送予定となります。
※ご注文順での発送となりますが、100番以降は2024年1月以降の発送予定です。
※購入はお一人様3枚までとさせていただきます。3枚以上のご注文や同一人物と思われるご注文が複数ある場合には、購入をキャンセルさせていただく場合がございますのでご理解の程よろしくお願いいたします。
※職人により一枚一枚手作業での製作となりますため、製作状況によってはお届け予定が変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
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©︎諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会